
8月14日、種山の『星座の森』への行き方は、県道8号線を通って向かう。この8号線は人首川に沿って山に向かう道である。道路は狭く国道397号線に合流するまでは車が行き交うのがやっとの道路の幅である。
たぶん古くからの道であろう。重染寺を右手に見ながらきれいなグリーンの絨毯のような田圃をすすむと道なりに玉里の町並みがある。かつてはお店も多くあった思うが、今はスタンドと多少の雑貨屋風のお店があるぐらいである。田圃をみながらさらにすすむと米里の町並みに入る。川幅もかなり狭くなってきたが、さらにすすむと木細工地区に入る。すると旧木細工中学校の校舎が目に入ってきた。これが映画の『風の又三郎』(宮沢賢治原作)の舞台となった中学校だった。残念ながらじっくりみる時間がなかったが印象深い校舎であった。その後397号線の合流すると急に道路が広く整備された道が続いており、種山の入口とも言える『道の駅』に到着。ここは住田町である。さらに『星座の森』へは細い登り道を車ですすみ約10分。高い木々がなくなり一面牧草で広がる高原にたどりつく。そこの一角にあるのが『星座の森』である。ここは奥州市(旧江刺市)である。到着するのに奥州市江刺区岩谷堂からは1時間近くかかったことになる。
帰り道は397号線を使い、伊手を通り帰ってきたが、ここの道路はきれいに整備
され見晴らしも良く快適であったが、8号線の方がなんとなく宮沢賢治が見た風景に近いのではないかと思われた。できるならばゆっくり歩いて見たいものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿